弊社代表の杉本憲昭が実行委員を務める、コミュニティリーダーズサミットin高知2025初鰹編(https://www.cls-kochi.com/2025hatsu-honpen/)が2025年5月17日(土)行われました。

今回ウェブ制作・当日PA担当として参加した杉本憲昭代表社員の参加ブログです。


“運営すること”そのものが学びになるCLS高知という学校で、僕が見た景色

CLS高知2025初鰹編に、今回も実行委員として関わりました。
映像まわりやスライド・音響の調整などのPA関連を担当しました。
もともと第1回から参加者として通っていたのですが、コロナ禍でウェブ配信が始まったのをきっかけに、片岡幸人さんと一緒に映像・音響担当をやるようになって。そこから、いつの間にか定番の裏方ポジションに落ち着いた感じです。

今回は、裏方で動きながらも、ちゃんとセッション内容も楽しめたので、その感想もあわせて書いていきます。

※写真は参加者のXポストを埋め込ませていただきました。


■ 司会の掛け合い最高

イベントの空気をつくるのは司会の腕だなって、毎回思います。
コペイくんと新城くんの掛け合いが絶妙で、最初から会場が良い意味でゆるく笑ってる感じ。ああいう“ちゃんと緩めてから盛り上げる”の、ほんと大事です。さすがだなって思いました。


■ パネルディスカッション1:地域と酒と、3人の情熱

登壇者:楠木 泰二朗さん(琴平バス)、岡山 裕成さん(文本酒造)、山平 哲也さん(雪川醸造)

この回、めちゃくちゃ熱かったです。
脱サラして北海道から来た山平さんの話、すでに物語性がすごい。岡山さんは四万十町で“エンタメしながら酒造り”という動き方が新鮮で、地元で頑張ってる人のリアルなエネルギーが伝わってきました。
しっかり回してくれた楠木さんもナイスファシリ。あの3人の組み合わせ、良かったです。

CLS琴平も爆誕ということで注目です!


■ パネルディスカッション2:学校の話がマーケの話になる不思議

登壇者:関戸 大さん(神山まるごと高専)、宮谷 拓也さん(FC今治高校 里山校)、野崎 浩平さん(土佐塾高校/ハンズオン)、西 大河さん(慶應/村人Aプロジェクト)

この回は正直、完全に引き込まれました。
やっぱり“先生”って話うまいんですよね。問いの投げ方も展開の仕方も、聞いてて気持ちいい。
テーマは学校なんですけど、話の中に自然とコミュニティマーケティングが流れてて、「意識しなくても、やってる人たちなんだな」と納得しました。

あと、大河くんがいじられつつも、しっかりまとめてたのも良かった。
とにかく、登壇した先生方みんなクセが強くて(笑)、もし自分の高校時代にあんな担任がいたら、ちょっと人生変わってたかもしれん…とか考えたりしてました。


■ グラレコの守隨さん、やっぱり職人

内容をリアルタイムで要約しながら、あの速さと絵のクオリティ。
ほんと毎回感心します。
全体を振り返るときにも、グラレコの存在ってすごく大きいなと実感。


■ ライトニングトーク10連発、それぞれに光るものがあった

10人のLT、それぞれに個性が出てて面白かったです。
中でも、柳原くん(龍河洞BASE)と近藤さん(FIELD)は、香美市で頑張ってる姿を知ってるから、より応援したくなった。
スライドの出しミスとかないように、裏でちょっと緊張しながら操作してました。


■ グループディスカッション:進化し続ける“場の力”

毎回思うんですが、このグループディスカッションの作り込みがすごい。
今回も、細かい設計があって、テーマの落とし込み方が工夫されてて、「ほんとに高知をなんとかしたい」っていう気概が見える。
これこそが、CLS高知らしさだと思います。


■ そして、CLSが全国へ広がっている実感

CLS高知がきっかけで、今では道東、三島、出島、琴平と、いろんな土地でCLSが開催されている。
それだけで、コミュニティマーケティングという考え方の力強さを感じました。


■ 後夜祭:アーケードの“おきゃく”はやっぱり最強

最後の後夜祭は、はりまや橋商店街を貸し切っての「アーケードおきゃく」。
県外の人も多かったけど、あの“高知らしさ全開”な演出をみんなで楽しめたのが嬉しかったです。
地元民として、ちょっと誇らしかったですね。


■ 最後に:CLSって、やっぱり“学校”やと思う

毎回のCLSで感じるのは、「運営そのものが学びになる」ってこと。
トラブルもあるし、地味な仕事もあるけど、それを含めて自分がちゃんと動いて、考えて、失敗して、学べる。
この場所は、僕にとって、そういう“学校”なんです。

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